学校法人慶應義塾の特許「近視予防剤及び近視進行抑制剤」(特願2017-514230)を読みました。
この特許は、近視予防剤及び近視進行抑制剤を提供することを目的として出願されたものです。
【発明の背景】
近視の人口は依然として世界的に増えていることが報告されている。近視には屈折近視と軸性近視があり、多くは軸性近視である。軸性近視においては、眼軸長の伸長に伴って近視が進行し、伸長は不可逆的である。近視が進むと強度近視となり、強度近視は第一位の失明原因として知られている。そのため、近視発生を予防する手段や近視の進行を遅らせる手段が強く求められている。
【解決しようとする課題】
近視予防剤及び近視進行抑制剤を提供する。
【解決手段】
近視予防剤及び近視進行抑制剤を提供する。具体的には、メトホルミン、ブホルミン、フェンホルミンを含む、構造式を有する化合物またはその薬学的に受容できる塩を有効成分として含有する近視予防剤または近視進行抑制剤である。
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