メドウォンド ソリューションズ、インク．の特許「遠隔医療により患者の重要な生理学的データを測定および報告する統合医療機器およびホームベースシステム」（特表2018-526180）を読みました。
この特許は、遠隔の臨床医が効果的な遠隔医療を提供するための統合医療センサを備える、ソフトウェアおよびハードウェア構成の相乗システムからなる「ホームベースの」低電圧移動式医療診断装置に関して記載されたものです。
この装置（MedWandデバイス）は、すでに製品化され、実際に遠隔治療に利用されています。2022年には複数の国で販売される予定とのことです。
【背景技術】
遠隔医療は既に数十億ドル規模の産業であり遠隔の医師／患者間で診察を提供しているが、種々の重要なバイタルサインモニタからのデータを収集および統合し、遠隔医療セッション用にリアルタイムで提供し得る、あるいは後日使用のため適切にフォーマットされた記録形式で提供し得る統一された整合性のあるシステムは、遠隔医療産業には存在していない。
【解決しようとする課題】
遠隔医療により患者の重要な生理学的データを測定および報告するための統合ホームベースシステムを開示すること。
【解決手段】
以下のような機能をもつ、統合ホームベースシステムを提供する。
・主要センサを単一ユニットに有することにより、データ／ファイルの送信を安全で迅速に行う機能。
・手頃な値段で、しかも使い易く、携帯用の医療モニタ機能を有し、医療専門家と直接リアルタイムで通信可能な「オールインワン」機能。
・医療情報のデジタル化により、患者および／または医療専門家が情報および傾向を収集、保管、および追跡するための安全な患者医療記録へデータをリンクできる機能。
・データを経時的に蓄積可能とする機能。
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